骨壷を自宅に置いて供養する方におすすめしたい
骨壷の印象がやわらぐ、ついかオリジナルの専用カバー
お墓への納骨、ご遺骨をわける分骨にも抵抗があり、骨壷のまま自宅に置かれている方も多いようです。
しかし、火葬場から持ち帰った状態のままだと、亡くなったときの記憶と直結しやすいので、なかには見るのも辛いと感じる方もいらっしゃいます。
従来、骨壷を包むカバーは落ち着いた色味のものが多く、絵や柄も上品に入っています。供養用品ですので、当たり前だと思われるかもしれませんが、少し明るい色や華やかな柄にするだけでもかなり印象がやわらかくなります。
好きな色やデザインの洋服を身につけるだけで気分が良いと感じた。気持ちが少し前向きになった、このような経験をした方も多いと思います。それだけ色やデザインには影響力があるのです。
印象がやわらぐカバーで骨壷を包んであげることで、供養を続ける人の心が少しでも軽くなることを願っています。
特徴
features
大切なご遺骨を包むのに最適な、
日本の伝統的織物を贅沢に使用した骨壷カバー
京都の西陣織などが代表的ですが、日本には古くから継承されてきた織物文化があります。繊細で丁寧な日本の織物の技術は、世界でも人気が高く、数々のハイブランド商品にも起用されてきました。
織物と聞くと「着物」をイメージされる方も多くいらっしゃいます。しかし、普段私たちが着ているシャツやコート、インテリアや雑貨など、実は幅広い用途で使用されているのです。
多くの工程を経て丁寧に織られた生地のため多少高価にはなりますが、大量生産で安価な生地には出せない、風合いや手触りが感じられます。大切なご遺骨を包むカバーには、少々贅沢でも良質なものを取り入れていただきたいと考えています。
現代の住環境のなかにも馴染む、インテリアとしても成立するデザイン
伝統的な織物を使った骨壷カバーと聞くと「上品で高級」「和風」という印象を受ける方も多いでしょう。
しかし、ついかの骨壷カバーは、どちらかというと北欧やヨーロッパを少し感じるデザインに仕上げています。その理由はふたつ。
最近の住環境は畳よりもフローリングが好まれる傾向が強く、和洋折衷の住宅が増え、反対に純和風の空間は少しずつ減少してきています。現代の住宅環境のなかで、お部屋に馴染むデザインであることがひとつ目の理由です。
もうひとつの理由は「幅広い年代に長く好まれるデザインであること」。
長期間、自宅に置くことを考えて設計された、インテリアとしても成立するデザインです。
長い歴史が育んできた伝統と高度な技術が集結した
高品質で美しいテキスタイル
京都の西陣織と肩を並べ「西の西陣、東の桐生」とも呼ばれる桐生織(きりゅうおり)は、群馬県桐生市周辺で1000年以上も前から作られてきました。気候や地形にも恵まれた桐生市では、古くから養蚕が盛んな地域として織物が栄えてきたそうです。
桐生織には、経済産業省によって伝統的工芸品に指定された織り方の技法が7つもあります。着物をはじめとする和装から、洋装、インテリアまで、幅広い生産機能を備えた総合産地として地位を築き上げてきました。
明治時代には機織りにジャカード織機を導入し、さらに表現の幅が広がりました。シンプルな膨れ織りプリーツから、刺し子調の二重織り、サテンや綾織りを部分的に混ぜた生地など、表現の幅が広いのも桐生織の特徴です。
さまざまな技法が生み出す、バラエティ豊かな桐生のテキスタイルは、国内外問わず、多くのアパレルメーカーの商品に起用されています。
トラッドな雰囲気に緑のフリンジが映える、上質で可愛らしい骨壷カバー
落ち着いたカラーリングの「つむぎ グレンチェック柄」は、どんなお部屋にもしっくり馴染む桐生織の骨壷カバーです。とくに、ナチュラルな木製インテリアや、北欧デザインのお部屋との相性は格別です。
丁寧に織られたモノトーンのグレンチェック柄の生地の上から、三重織りの技法を用いて美しい格子柄を表現しました。カット加工を施した鮮やかな緑のフリンジが、生地にやさしい立体感を演出しています。
途中からサンドベージュのコットンスウェード生地に切り替えることで、お部屋にマッチするインテリア性の高いデザインに仕上がりました。
骨壷を収めやすくするためのアイデアを活かした設計
カバーの内側には、綿100%の厚手の帆布生地を使用しました。カバーだけでも自立するほどしっかりしているので、骨壷が収めやすい仕様です。また、カバー内側にかかる紐は、収納時の邪魔にならないように、厚みの少ない平らなループ紐を採用しました。
紐を止める際に使っていただくストッパー部分には、カバーと同じコットンスウェード生地を使用。紐の先には同色のフリンジを取り付け、ポイントになるリボンテープをあしらいました。紐に長さがあるため、ストッパーで止めたあと1回結んでいただくと、程よい長さでご使用いただけます。
カバーの口を閉じる際には、片方の手でストッパー部分を押さえ、もう片方の手でスエードのループ紐を引っ張るとスムーズに締めていただけます。
作品の色味・模様の違いについて
※お手元に届いた商品と、掲載商品の色味や柄の位置などが異なる場合がございます。
※撮影環境、モニター等により画像と実物では多少色味が異なって見える場合があります。
※カバーは折りたたんで発送させていただきます。
テキスタイルメーカー紹介
「つむぎ グレンチェック柄」には、1906年群馬県桐生市に創業したジャカード織物の機屋「SUSAI(須裁株式会社)」で織られた生地を使用しています。
「SUSAI」では、シルクを使った帯地などの和装用生地から、輸出向けのドレス用生地、近年では国内向け婦人服用ジャカード織生地など、時代に応じた布地を生産してこられました。
ここ数年は、帽子やバックなどのオリジナル製品や、天然素材であるシルクに特化した製品開発、工業用途向けの金属糸の生地開発もおこなわれています。
生地の生産はもちろんのこと、もの創り・ひと創り・地域創りの3つの「創る」の実現に向けて、熱心に取り組んでいらっしゃる機屋さんです。
詳細
spec
機能面・耐久性にもこだわった、桐生織の骨壷カバー
お部屋に馴染みやすいカラーリングの「つむぎ グレンチェック柄」は、クールなグレンチェックに緑のフリンジが映える、とても可愛らしい骨壷カバーです。デザインだけでなく、どうすれば骨壷を収めやすいか、紐が絞りやすいか等、機能面にも気を配りながら制作しました。
カバー底部分は丈夫で滑りにくい、コットンスウェード生地に切り替え、内側には厚手の帆布を使用するなどして耐久性を高めています。
織物産地としての伝統と高度な技術が詰まった、桐生織の骨壷カバーをぜひご使用ください。
【サイズ(約)】
- 平置き
- 横幅160×縦幅165mm
- 口直径
- 105mm
- 使用時(外寸)
- 横幅105×高150×奥行105mm
- ループ紐
- 長400×横幅5mm
- フリンジ
- 長45mm
- 重さ
- 60g
※1点ずつ手作りのため、多少の誤差が生じる場合がございます。
※骨壷自体は付属しておりません。
【その他 詳細】
- 素材
- 表面生地:綿、ポリエステル
底生地:ポリエステル100%
裏地:綿100%
芯地:ポリエチレン100%
平紐:綿100%
フリンジ:綿100%
スエードテープ:綿100%
ハトメ:真鍮製
- 生産地
- 表面パイル生地:群馬県桐生市
縫製:中国
パターン・仕上げ加工:大阪市
- 付属品
- 取り扱い説明書
骨壷のサイズに関する注意点
一般的な3寸サイズ(外寸:約 直径95×高115mm)の骨壷にあわせて作られた骨壷カバーです。骨壷の蓋が高いものや、特殊な形状の骨壷は想定しておりませんので予めサイズをご確認いただくようお願いいたします。
お手入れ方法
care
生地の汚れはが気になった場合は、中性洗剤を含ませた別布で軽くたたいて落としてください。
※骨壷カバーに付いている紐は、カバーから取り外せない仕様となっております。丸洗いはパーツの色落ちや色移りの可能性があるので、避けていただくようお願いいたします。
保管場所について
Storage
ご遺骨を入れたあとは、風通しが良く、湿気の少ない場所で保管してください。
気温差が生じやすい窓際や、直射日光が長時間当たる場所も避けてください。
骨壷自体に過剰な重さがかかる状態や、不安定な場所でのご使用は避けてください。
自宅などの屋内での手元供養用品です。お墓や屋外でのご使用には適しておりません。
返品・交換について
ついかの商品は、職人の手によりひとつひとつ仕上げられた「一点もの」のお品です。
イメージと違った、注文を間違えたなど、お客様側の理由によるご返品・交換は受け付けておりません。詳しくはこちらをご覧ください。
梱包資材に関して
ついかでは、できる限り紙の資材を使って発送をさせていただいております。
薄紙と網目状のクッションラップで大切にお包みした商品をクッションペーパーと一緒にダンボールに梱包してお送りしています。
商品コード:TK-TG-GC-32304
[通常販売商品]
布製 骨壷カバー 桐生織 つむぎ グレンチェック柄 【3寸用】
¥22,250
商品のお届けについて:3営業日以内に発送
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